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梅雨のシーズンになって困るのが洗濯物。部屋干しすると乾かなかったり生乾き臭が気になったりしませんか。でも除湿機の性能表示って意味がよくわからない! どうしたらいいのか、家電量販店「エディオン」の家電アドバイザーに聞いてみました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ迷ったときの家電アドバイザー
やってきたのは、エディオン静岡曲金店です。除湿機売り場に行ってみると小さいものから大きいものまであって、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
「困ったときは私たちにお尋ねください」と話すのは、エディオン家電製品総合アドバイザー・永井敬太郎さんです。
家電アドバイザーとは、お客さんのニーズに合った家電製品を的確に選んで提案してくれる、家電のプロフェショナルのことです。
とにかく「除湿量」と「衣類乾燥スピード」を見て!
梅雨から夏にかけてが一番除湿機の売れるシーズンで、種類も豊富になるそうです。
その中から最適な除湿機を選ぶヒントは、一日でとれる除湿量と2kgの洗濯物を乾燥するのにかかる目安時間=衣類乾燥スピード(※エディオン独自)です。
◆除湿量=大きければ大きい方が良い
◆衣類乾燥=早ければ早い方が良い
例えばある除湿機では、除湿量が約6.5L、衣類乾燥スピードは約152分でした。
エディオンでは展示品に貼ったポップで、除湿機の性能がひと目でわかるように工夫しています。まずはここをチェックしてみましょう。
最新除湿機の性能を体感
では、最新除湿機の性能はどれほどのものでしょうか。
エディオンのプライベートブランド「e angle」から出ている「Wセンサー衣類乾燥除湿機」で実験してみます。
永井さんによれば梅雨時に一番売れている商品で、除湿能力は最大約16L、衣類乾燥スピードは約58分。なんと1時間を切っています。
約2kgの洗濯物を部屋に干して除湿機をスタート。放置すること約1時間、洗濯物をチェックします。
テレビ静岡・小倉彩瑛アナウンサー:
しっかり乾いていますよ。厚手のバスタオルも乾いていますね
除湿機内のタンクを見てみると、しっかりと溜まっていました。
ライフスタイルにあった除湿方式
選ぶポイントは除湿方式にもあります。除湿機には3つの除湿方式があり、ライフスタイルによって適切なものを選ぶことが重要なポイントになっているんです。
ざっくり言うと、こうです。
◆コンプレッサー方式=「洗濯量が多く、雨の日だけは部屋干しする」
◆デシカント方式=「洗濯量が少ないが、年中使いたい」
◆ハイブリッド方式=「洗濯量が多く、年中部屋干しをする」
もう少し詳しくみてみましょう。
コンプレッサー方式
エディオン家電アドバイザー・永井さん:
簡単にいうと、エアコンと同じような方式なのでしっかりと除湿でき省エネ性が高い商品になります
「洗濯量が多く、雨の日だけは部屋干しする」という家庭にぴったりです。
デシカント方式
家電製品総合アドバイザー・永井さん:
ヒーターを使って乾燥させるので、冬場でも除湿できるメリットがあります
軽量・コンパクトなデシカント方式は、洗濯の回数が少ない方におすすめ。 女性一人でも軽く持ち上げられるので、いろいろな部屋で使いたい方や高齢の方にもぴったりです。
ただ、ヒーターを使う分、少し電気代がかかるのだそう。
ハイブリッド方式
そして3つ目がコンプレッサー方式とデシカント方式の”いいとこどり”をしたハイブリッド方式。
除湿量が高く、省エネで冬場でも使うことができます。洗濯量が多く、年中部屋干しをする方におすすめです。
電気代を抑えるために
最後に電気代を少しでも抑える方法です。
除湿機と一緒にサーキュレーターや扇風機を使うことで、除湿の時間短縮につながり省エネになるそうです。
以上、除湿機の性能や選び方が少し整理できたでしょうか。今回のポイントを参考に、ライフスタイルに合った除湿機を選んでみましょう。
■店名 エディオン 静岡曲金店
■住所 静岡市駿河区曲金7丁目8-8
■営業時間 10:00~20:00
■問合せ 054-289-2811
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